落合ぶどう園のこと
農薬を使わない栽培のきっかけは、農家に嫁いで沢山の農薬を使う事実を目の当たりにして、驚き、それと同時に農薬散布による健康被害を起こさせたくないという思いからでした。
それが環境にも影響を及ぼすことを知り、せめてこのぶどう園は微生物から小さな生き物、植物まで居心地がいい農園でありたいとおもいました。
それが私たちの居心地のよさにも繋がると思っています。
そして、後世にまで残せるような持続可能な農業を目指して安心・安全で美味しいぶどうを栽培していきたいと思っています。
ぶどう栽培は1985年より始まり、以来減農薬(通常の半分以下・年間7~8回の農薬散布)を行ってきましたが、結婚を機に2017年より自然なものを活用した農薬・化学肥料に頼らない栽培に挑戦しています。
無農薬ぶどうのこと
農薬不使用栽培のきっかけ
約35年間、減農薬(通常の半分以下・年間7〜8回の農薬散布)栽培を行ってきましたが、結婚を機に2017年度よりパートナーと共に安心して食べられて環境・作り手共に安全で美味しいぶどうを作りたいと思い、自然なものを活用した農薬・化学肥料に頼らない栽培に挑戦しています。
ホルモン剤を使用していない種がある巨峰です
種無しぶどうはジベレリン(ホルモン系農薬)を開花前・開花後のつぼみ・房を液に浸す処理をします。
○種無しにする
○粒の肥大効果
○実が落ちにくくなる
○茎がしっかりするので発送もしやすい
などの効果がありますが当園では使用しません。
そのために市場にあるような綺麗なものばかりではなく、粒の大小・形のばらつき、茎が細い等個性あるぶどうですが、それが自然な姿であると思っています。
農薬・化学肥料の代わりに
使っているもの
○木酢液+唐辛子+ニンニク
○微細粒炭
○自家製青草発酵液(満月の海水使用)
これらを必要に応じて散布して、カビ対策・虫の忌避剤・土の微生物を増やすことを目的としています。
それでも毎年発生するカビや、葉や実を食べる虫は一つ一つ手で除去・捕獲しています。
また、油かすと乳酸菌酵母で発酵熟成させたボカシ肥料等を使用しています。
除草剤も使用しません
草が生えていることで土の乾燥を防いだり余分な水分を吸収する役割をし、微生物や様々な虫たちの住処になります。
余剰な草は刈って、敷き詰めることにより土づくりに役立たせています。
草を味方につけた栽培をしています。
完熟収穫です
完熟収穫だと実が取れやすいのが欠点ですが、美味しさの為に、当園では未熟なぶどうの収穫はしていません。
ブルームについて
ぶどうの表面にはブルーム(果粉)という白い粉が付着しています。これは水分の蒸発を防ぎ、鮮度を保つ役割をします。新鮮な証ですので必要以上に洗い流さず食する事をオススメします。
保存について
洗わずにハサミで一粒ずつ軸を付けたまま切り離し、タッパーなどの密封容器で保管すると、長く外見や食味が変わらないようです。
冷凍してもシャーベットのように美味しく頂けます。(オススメです)
皮を食べること
紫の皮に含まれれるレスペラトロール(ポリフェノールの一種)が、
①サーチェイン遺伝子(長寿遺伝子)を活性化させる。
②認知症の人の脳に沈着する物質を分解する。
③脳の海馬に作用して記憶力低下を予防する。
などの働きもあることが報告されています。その他アントシアニンには、疲労回復、視力回復、高血圧・動脈硬化・心筋梗塞予防等もいわれています。
落合ぶどう園 ご注文フォーム
2023年度のぶどうの販売は終了致しました。
沢山のご注文ありがとうございました。
わたしたちのこと
二人とも猫が好きで、猫と一緒に暮らしています。全て保護した猫です。
何故か我が家に集まってきます。
休みの日は二人で美味しいものを食べたり、自然の中で遊べる場所へ行ったりしています。
二人が出逢ったのは脇本海岸でサーフィンを通してでした。
この素晴らしい自然の中でいつまでも遊ぶことが出来るように自分たちにできる努力を惜しみません。
その為のひとつに、農薬・化学肥料を使わないぶどう栽培があります。
私たちは自然から沢山の恩恵を受けています。それを忘れることなく、遊ぶことを楽しみたいと思っています!
落合 健二 (猪年) /阿久根市生まれ
自然豊かな環境で育ち、遊び場は海や山。あちこちに秘密基地を作り、毎日がキャンプのような日々を過ごしていました。
20代でサーフィンを始めてからも、海と真剣に向き合うことで自然の豊かさ、楽しさ、怖さを再確認し、自然とのつきあい方を改めて学んでいます。
そしてこの美しい自然を後世に残したいと強く思っています。
人見知りの為、第一印象はよくない時もありますが慣れれば面白い話が好きなお喋りさんになります。
車や機械のメンテナンスも得意。DIYで大抵のものは作ってしまう職人でもあります。
焼肉が大好き。
普通救命講習Ⅰ修了
JSCA日本セーフティカヌーイング協会 Safety & Rescue Program 修了
落合 里砂 (ネズミ年) /出水市生まれ
自然豊かな場所で育ち、祖父母といつも山・川・海にそれぞれの幸を求めていき、沢山の知識と知恵をもらいました。
料理好きな祖母についてまわり、いつも味見役。いつも手作りおやつを作って待っていてくれました。もちろん両親もお世話してくれたのですが初孫だったので、それはそれは可愛がられて育ちました。
看護師として様々な病院に勤務するなかで、健康とは?を常に考えるようになりました。
病気にならないためには食べ物だ!と様々なお料理の勉強をするなかで、自分で作物も作りたいと思い小さな畑でお野菜を作ったりしていました。お花を育てることも好きで土に触れていると落ち着きます。
元来好奇心旺盛で、とりあえず納得いくまでは努力を止めないタイプで20代でバイクの限定解除をして、30代から始めたサーフィンも夢中で海に通っていました。
40代からは大嫌いだった英語を克服すべく英会話を始めて今では簡単な会話は楽しめるようになりました。
チョコレートが大好き。